ネットワーク分科会
ネットワーク分科会の五十嵐です。
分科会紹介の一回目はネットワーク分科会からです。
発足のきっかけ
「 社内のネットワークにつながらない」「印刷ができない」などのネットワークに関するトラブルが起きると、ネットワーク管理者へ問い合わせ、ネットワーク管理者が原因を調査し、解決しています。
これらのトラブルは、ちょっとしたネットワークの知識があるだけで原因を突き止め解決できるものも少なくありません。
そこで、ネットワーク管理者の負担を減らす、システム開発者としてプログラムミングの知識だけではなく、 ネットワークの知識も必要だとの思いからこの活動を始めました。
アライメントエンジン使用されている技術について(2)
アライメントエンジンに使われている技術について紹介したいと思います。
第二弾として、テンプレート領域の演算について説明します。
テンプレート領域は、単一領域ですが、、Aの領域に対してBの領域を合併、共通、除外という操作が可能でその操作により複雑な領域を作成することが可能になっています。ではここで、合併、共通、除外について説明します。
合併とは、次のように定義しています。
A∪B = {x|x∈A∨x∈B}
2つの領域を合わせて一緒にすることであり、2つの領域の論理和”or”を計算することを意味します。
次に、共通とは次のように定義しています。
A∩B={x|x∈A∧x∈B}
2つの領域の共通部分を見つけることであり、2つの領域の論理積”and”を計算することを意味します。
最後に除外とは次のように定義しています。
A\B={x|x∈A∧x[not∈]B}
2つの領域のうち一方の領域について、それに帰属する元のうち、同時に他方にも含まれる元を取り除いて領域を作成することであり、この領域は、AとBの補集合の交差領域とも定義できます。
このようにして作成した領域を画像に適応し解析範囲を絞り込み、テンプレート領域としています。
今回はここまで。次回に続く。。。
四ツ谷のランチ事情
こんにちは。
くいしんぼう担当の石丸です。
ビルドシステムは四ツ谷駅から徒歩10分ほどの場所にあるのですが、近くにはかつて「お江戸の箱根」と呼ばれた荒木町商店街もあり、ランチスポットには大変恵まれています。
以前、「これから毎日違うお店でランチをしてみよう!四ツ谷を食べつくそう!」と思い立ち、挑戦してみたのですが、あまりに店が多くて1ヶ月ほどで挫折しました。
四ツ谷、手ごわいです・・・。
そんな数あるお店から私が今日のランチに選んだのは、”支那そば屋 こうや”。
雲呑麺が有名なラーメン屋さんです。
ここはあのタモリさんも通うお店だとか。
一説には「月1で通ってるらしい」などと聞きますが、残念ながらお会いしたことはありません。
夜にいらっしゃるのかしら?
そんな”支那そば屋 こうや”でいただく雲呑麺は、お肉たっぷりジューシーな雲呑と澄んだスープのハーモニーで今日もおいしかったです。
ビルドシステムにご用の際は、お昼時にいらしてはいかがでしょう?
私でよければランチご一緒します。
ではまた。
OutsystemsPlatform新機能セミナー開催!
弊社ビルドシステムは合同会社エス・シー・エヌ様と共催で、以下のセミナーを開催致します。
「Outsystems Platform v9新機能ご紹介セミナー」
【日時】2015年5月20日(水)
【時間】15:30~18:00
・1部:15:30~16:45(開場:15:00~)
-Outsystems Platformのご紹介
・2部:17:00~18:00(受付:16:30~)
-v9新機能のご紹介
【場所】ミヤケインダストリー
詳細は下記PDFパンフレットをご参照ください
参加ご希望の方は下記フォームにてお申し込みください。
参加申込メールフォームはコチラ
アライメントエンジン使用されている技術について(1)
アライメントエンジンに使われている技術について紹介したいと思います。
まず第一弾として位置決めする際の画像の位置合わせに使用しているテンプレートマッチングについて説明します。
テンプレートマッチングは、画像の中から指定した画像(テンプレート)と似ているところを探します。その時にどれだけ似ているかの評価値を持って決めます。
テンプレートの輝度値をT(i,j)、画像の輝度値をI(i.j)とします。座標の(i,j)はテンプレートの幅をm画素、高さをn画素とした時、左上を(0,0)、右下を(m-1,n-1)とします。
テンプレートをラスタスキャンし、同じ位置の画像の輝度値の差の2乗の合計(1) or 輝度値の差の絶対値の合計(2)を用います。この値が小さいほど似ている位置として判別し、検出します。
(1)の方法をSSDと言い、R=ΣΣ((I(i,j)-(T(i,j))^2で計算します。
(2)の方法をSADと言い、R=ΣΣ|i(i,j)-T(i,j)|^2で計算します。
実際の計算はHalconという画像処理ソフトのオペレータを使うのでブラックボックスになっておりますがこのような手法で行われています。
この方法により、評価値の小さい所(=一致度の高い所)を見つけ出し位置合わせします。
今回はここまで。次回に続く。。。
桜開花☆
会社の近くの公園にある桜の木も少しずつ薄ピンク色に色づいてきました。
DB上の実データによる集計結果をリアルタイムに確認しながらクエリを作成する機能
みなさんこんにちは、OutSystems Platformチームの小野寺です。
今回は、OutSystems Platform 9(以下V9)の新機能のひとつ、「DB上の実データによる集計結果をリアルタイムに確認しながらクエリを作成する機能」についてご紹介します。
条件を指定して取得したデータを集計またはグルーピングして一覧画面に表示する場合、OutSystems Platform 8ではAdvancedQueryを利用してSQL文を記述する必要がありました。
V9では、Aggregate利用して検索すると該当データがスプレッドシート形式で表示され、Aggregate内で対象のAttributeを右クリックして表示されるポップアップメニューを選択することでグルーピングや集計ができるようになりました。
例)Customer.Idでグルーピングしたデータで「Charge」Attributeを集計します。
集計した結果が表示されます。
また、Aggregateで表示されるスプレッドシートに新規Attributeを追加して簡単な計算式を記述し、その結果を一覧に表示する事ができるようになりました。
簡単にビジュアル開発ができるようになりましたので、是非試してみてください。
アライメントエンジン使用されている技術について(3)
アライメントエンジンに使われている技術について紹介したいと思います。
第三弾として、カメラから入力について説明します。
HalconのAPIによりカメラ入力して画像を取得するのですが、カメラには色々なタイプ(GigE,USB,…)があります。カメラ自体の設定については、別の機会に説明するとし、カメラ独自設定をどうするかが問題となります。
例えばゲイン、露光等がありますが、内部ではHalconにあるデバイス設定オペレータで設定をし、画面上からは、エクセルのような表形式でどのような機能でも名称とパラメータとパラメータの型を設定でき、項目数も自在にするようになっております。
では、ここでお客様の使用するカメラ用設定ファイル(XML)を紹介します。ベースは弊社で記述しますが、お客様はこのXMLを直接編集する必要はなく、画面から設定できます。
<SectionItem ID=”set_framegrabber_param” Comment=”カメラ独自パラメータ”>
<KeyItem ID=”Gain” Comment=”ゲイン値” Mode=”Write” Type=”Int” MinInclusive=”0″ MaxInclusive=”63″>5</KeyItem>
<KeyItem ID=”Exposure” Comment=”露光値” Mode=”Write” Type=”Int” MinInclusive=”0″ MaxInclusive=”999985″>125055</KeyItem>
</SectionItem>
上記KeyItemの属性ID値がパラメータ正式名であり、この名称を使ってHalconで設定が可能になります。項目は、カメラにより必要なものを弊社技術者が選択し追加する形となります。
今回はここまで。次回は、カメラのタイプ設定について説明したいと思います。