特集「ヨモヤマビルド」

アライメントエンジン使用されている技術について(3)

アライメントエンジンに使われている技術について紹介したいと思います。

第三弾として、カメラから入力について説明します。

HalconのAPIによりカメラ入力して画像を取得するのですが、カメラには色々なタイプ(GigE,USB,…)があります。カメラ自体の設定については、別の機会に説明するとし、カメラ独自設定をどうするかが問題となります。

例えばゲイン、露光等がありますが、内部ではHalconにあるデバイス設定オペレータで設定をし、画面上からは、エクセルのような表形式でどのような機能でも名称とパラメータとパラメータの型を設定でき、項目数も自在にするようになっております。

では、ここでお客様の使用するカメラ用設定ファイル(XML)を紹介します。ベースは弊社で記述しますが、お客様はこのXMLを直接編集する必要はなく、画面から設定できます。

<SectionItem ID=”set_framegrabber_param” Comment=”カメラ独自パラメータ”>
<KeyItem ID=”Gain” Comment=”ゲイン値” Mode=”Write” Type=”Int” MinInclusive=”0″ MaxInclusive=”63″>5</KeyItem>
<KeyItem ID=”Exposure” Comment=”露光値” Mode=”Write” Type=”Int” MinInclusive=”0″ MaxInclusive=”999985″>125055</KeyItem>
</SectionItem>

上記KeyItemの属性ID値がパラメータ正式名であり、この名称を使ってHalconで設定が可能になります。項目は、カメラにより必要なものを弊社技術者が選択し追加する形となります。

今回はここまで。次回は、カメラのタイプ設定について説明したいと思います。