特集「ヨモヤマビルド」

ビルドシステムの在宅勤務制度について

こんにちは、新卒採用担当の岡野です。

 

「働き方改革」というワード、最近あちこちで目にするようになりましたね。
社員のプライベートに様々な変化が起こるのは当然のこと。
その中でも様々な事情で通勤が困難になるという事態は、会社がバックアップしなければ
退職という選択しかなく、貴重な「人財」を流出してしまうことになります。

 

結婚を機にお相手の方の勤務地近くへ引っ越しをすることになった五十嵐さん。
新居が遠方となり、毎日の通勤が厳しい状況になりました。
そこで、五十嵐さんをモデルケースとして、
昨年の4月からより良い制度と運用ルールのブラッシュアップを目指して在宅制度活用チームが
発足、議論を重ねてきました。

チーム発足の経緯はこちらから↓↓
http://www.buildsystem.jp/4763

そしてまもなくテスト運用をして1年になり、いよいよ今年4月に本運用を迎えるはこびとなりました!
そこで、岡野が突撃インタビュー!!
新卒採用担当者として、就職活動中の学生さんにとってもホットな話題だけに、五十嵐さんにいろいろ聞いてみました!

 

Q:普段、四ツ谷の本社にいるプロジェクトメンバーとのコミュニケーションはどのようにしていますか?また、ご自宅の作業スペースのことなども教えてください。
四ツ谷の本社にいるプロジェクトメンバーとのコミュニケーションには「チャットツール」を活用しています。

文字以外に音声や画面共有といった機能も利用しています。
たまにマイクが周辺の音を拾いすぎてしまったり、聞取りづらいこともあります。
出社は原則週1ですが、作業によって直接やりとりした方がいい場合は週1以上出社するときもあります。
作業スペースの確保についてですが、
私の場合は新居に引っ越す際に在宅のテスト運用の話が出ていたので、作業スペースを確保できるレイアウトにして、場所の確保は始めからクリアできました。
自宅での作業は集中して作業できます。(たまに上の階の物音が気になったりしますが笑)
「居住空間」で仕事をしていますが、仕事の「開始」「終了」の報告をしているので、そこで仕事とプライベートのオン/オフの切替えはできています。

Q:リモートワークを体験しているのは五十嵐さんしかいないわけですが、その’マイノリティ’であるが故に「遠慮」のようなものはありましたか?
社内で作業しているプロジェクトメンバーの様子が分からないっていうのがあります。
例えば、今話しかけていいタイミングかどうかって、同じ空間にいれば分かりますが、それが確認しないと分からない。席にいるorいない、などもそうですが、ピリピリしている感じなのか、和んでいるのか、というような「空気感」というものが共有できないのは大きいです。「小耳にはさむ」というのはまず在宅勤務ではできませんから。
情報を得る手段がどうしても限定されてしまうんです。
急にバタバタしてきて負荷があがることってありますよね、その時に状態が分からないので、週1出社というのは運用上のルールですが、そのおかげで状況を把握できるのでかえって安心できています。

Q:五十嵐さん自身の中で在宅勤務になって向上したことはありますか?
以前は社外勤務だったので、帰属意識というのが正直薄れていました。同じ作業場所の人としか話さないですし、その点、在宅勤務になったことで「会話」する機会は増えました。週1の出社で社外勤務のころより多く本社出社するようになりましたね。

Q:在宅勤務者と社内との連携で今後の課題は何かありますか?
様々なコミュニケーションツールを試してみて、有用なツールを活用しながらリアルタイムでのコミュニケーションをいかに補っていくかが課題ですね。

Q:在宅制度活用チームリーダーの橋本さんにお聞きします。約1年間制度改訂に向けて進めてきていかがでしたか?
価値観がそれぞれ異なる中での「公平感」を保つことがとても難しく、会社として「リソースを確保する」「多様な働き方の選択肢を用意する」という本来の目的をぶらさずに制度を考えていくことが大事であることを痛感しました。

 

みなさん、いかがでしたか?
普段プロジェクトなどで関わってなければ、在宅勤務のメンバーの様子は同じビルド社員といえども知らなかったりすることもあるかと思います。私自身大変参考になりました。以上、ビルドの「在宅勤務制度」についてお送りしました!

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