できるかな?
こんにちは。ビルドシステム北村です。
突然ですが、先日「7つの習慣」という本を読みました。
流石に有名な本だけあって、これがなかなかしびれまして。
今日は、習慣そのものではなく、何故それらの習慣が必要なのかについて、ざくりと紹介したいなあと思います。
■個性主義<人格主義
いきなり、2つの考えをご紹介を。
- 個性主義:
人間関係のテクニック、戦略、積極的・前向きな考えや姿勢といった思考や手法
- 人格主義:
誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律、
といった原則を得た優れた人格
例えば「笑顔が成功を掴む!」のようなフレーズの自己啓発あるじゃないですか。
何か問題に遭遇した時に、笑うだけで解決するなら大変めでたいのですが、
大体はそうは行きません。
仮に、その小手先のテクニックで凌いだとしても、原因がわからないままなので、
同じ問題は繰り返し発生します。
本当に問題を解決するためには、謙虚に、誠実に、勤勉に原因追求する必要があります。
なので、個性主義より人格主義で行きましょう~。
■パラダイムって何だっけ
私たちは物事を見るときに、ありのままを見ようとしているけれど、
実は過去の経験というレンズを通して見ています。
このレンズがパラダイムです。
無意識的に「主観」で見ているため、レンズは人によって違うこともあります。
人と意見が異なると、自分は「客観的」に見ているつもりなので
長い間使い続けているレンズを疑わず、相手が間違っているように思ってしまいます。
自分のレンズ(パラダイム)を理解し、現実と照合し、
他人のパラダイムに忍耐強く耳を傾けることで
パラダイム転換が生まれ、より客観的な物が見えるようになります。
そして、パラダイムは過去の経験に基づくもので、行動や態度の根源であり、
パラダイムと人格を切り離せません。
■インサイドアウトな考え方
- 一生懸命リーダーとしてチームを牽引しているのに、
メンバーがついて来ないのはメンバーの能力不足なのだ - ヨガも料理教室も通って毎日ステキな服着てるのになかなかよい出会いがないの。。。
これらはアウトサイド・インの考え。
思うようにならないのは他人や環境(アウト)のせいにしていませんか。
さらに、この悩みごとに対しての解決は
もっと優秀で従順な人を採用すればよいでしょうか?
もっと習い事や自分に投資すればよいでしょうか?
いえいえ、これらは個性主義的な考えに基づいた方法です。
本当にあなたはチームメンバーは信頼されるリーダーですか?
メンバーを道具のように見ていませんか?
あなたは自分磨きというスキルだけに頼っていませんか?
自分の内面を正直に見直したことはありますか?
インサイドアウト(内から外へ)は、
自分の人格やパラダイム(イン)を変えることから考え始めることです。
自分を変えるには、根本的なパラダイム転換が必要。
まずは今のレンズ(パラダイム)を変えましょう。
テクニックや戦略はあくまでも手段。使う人が優れてるから手段が生きてきます。
また、口先だけや薄っぺらい人よりも優れた人格を持つ人の方が、
信頼を得て長期的に成功しますよ。というお話。
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自堕落な自分に、優れた人格を身につけるまでに何光年かかるでしょうか・・・と思いましたが
テニスをしたことない人がいきなり全米オープンに出られるはずもないのと同じで
日々の生活に、地道に7つの習慣を取り入れていくのが良いようです。
ではでは。