特集「ヨモヤマビルド」

ボルダリング部(IN 秋葉原B-PUMP)

ボルダリング部部長の細木です。
今月のボルダリング部は秋葉原B-PUMPへ登りに行きました。

 

さて、本記事を見て下さる方の大半はボルダリングをやったことが無いと思います。
そこで、今回は簡単に、ボルダリングのルールというものをご説明します。

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これが室内ボルダリング用のウォールですね。
カラフルな突起物が付いていると思いますが、これはホールドと呼ばれます。
このホールドを使って登って行くのですが、どのホールドを使ってもいいわけではありません。

 

スタートからゴールまでのルートは、「課題」と呼ばれ、使っていいホールドを厳選することで、その課題に難易度を持たせているわけです。

 

課題のホールドは、一般的にはホールドの横に張ってあるシールで見分けるのですが、写真の秋葉原のジムは、ホールド自体の色で課題がわかるようになっています。
これでいえば、緑のホールドだけを使って登るわけです。

 

では早速見てみましょう。

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Sと書いているのがスタートホールド、Gと書いているのがゴールホールドです。
スタートホールドを両手で持ち、両足が地面から離れた状態になればスタートです。

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基本的には手も足も、その課題のホールドしか使ってはいけないのですが、簡単な課題になると、手は限定で足だけはどのホールドでもいい、という足自由課題もあります。

 

この例でみている課題は手足限定なので、足も緑のホールドしか使ってはいけません。

 

さて、スタートしたら、あとは緑のホールドだけを使って登って行くのですが、この時、どちらの手でどのホールドを掴むか、またその時足はどこに置くのか、というのがとても重要になります。

 

クライミングは頭を使う、と言われる所以ですね。

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スタートと同じく両手でゴールを掴み、静止できれば課題クリアとなります。

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あとは、降りる時は無理に飛び降りず、どのホールドを使ってもいいので、安全な高さまで下りてくるのがけがをしない鉄則です。

 

以上、簡単でしょう?

 

この例は初級課題なので、手足を交互に上げていくだけで登れてしまいますが、難易度が上がれば、さっき言ったように手や足の使い方を工夫しなければ登れなくなってしまいます。
そういった課題をクリアできた時が、クライミングをやっていて一番うれしいときですね。

 

次回もクライミングの楽しみをお伝えできたらなと思います。お楽しみに!