画像センシングシンポジウム
こんにちは
ビルドシステムの瀬戸です
本日は、先月開催された画像センシング展と同時に開催されていた、画像センシングシンポジウムについて振り返ってみようとおもいます。
画像センシング展のブースで展示の紹介をしつつ、こちらのシンポジウムへ参加していました。
大手企業の開発チームから大学研究室の学生が画像関連のさまざまな研究発表をしており、さながら学生時分に経験した学会を思わせるようで、少し懐かしく感じました。
3日間行われていたシンポジウムの中で、大いに興味を持ったのが、近年徐々に普及が進み、何かと話題になっている「ドローン」に関するセッションでした。
セッションの中で、ドローンと画像処理技術の結びつきとして、画像処理によるドローンの飛行制御や、ドローンを使用したセキュリティシステムの解説などが行われました。ドローンによるセキュリティに関しては、「顔画像認識」という言葉が出てきたこともあり、公聴しつつ頭の中でいろいろと考えてみたりしました。
このセッション、実は手のひらサイズのオンボード処理型ドローンが紹介されていたのですが、残念ながら飛ぶところは見られませんでした。飛んでいる所、実際に見てみたかったです。。。
変わり種の講演もありました。「『見えないもの』の知覚」と題した講演セッションで、「『見えていない部分』を『見えていない』と知覚する」ことを投げかける内容でした。
講演内容自体は画像処理ではなかったのですが、「見えていない」ことを利用するという普段の画像処理とは異なる考え方に一考させられました。
様々な講演・展示があり、それらを見聞きして、画像処理技術に関する刺激を受けられる良い機会になったと感じました