特集「ヨモヤマビルド」

あなたは創造力へ挑戦しているか

こんにちは!そこら中に付箋紙貼ってアイデアの降臨を待つ担当の宮崎です!

 

今回は以前に読んで楽しかった本のご紹介です。

その本の名前は…

 

「超発明:創造力への挑戦」

 

こちらは真鍋博さんという星新一の文庫本のイラストを書いていた方の本です。

何かの本で紹介がされていて、読みたいなと思っていました。

でも当時絶版になっていて、中古でもかなりのお値打ちの本だったので手が出せず。。。

それが去年、文庫として復刊されたので思わず飛び着いた一品です。

 

さて、肝心の内容ですが、「現実にはありえなそうな”超”発明」をさもあるもののように紹介する、というものです。

 

例としては…

・正像鏡
・昼行燈
・四次元階段
・双鼻鏡・レーザー銃
・光線ヨット
・複合頭脳

などなど…名前だけでワクッとするものです。

 

イラストとその説明書きで構成されているため文章はさくっと読めるのですが、内容は結構考えさせられます。

というのも、この本が刊行されたのは1971年。40年以上前です。

それを今読んでも、その創造力の豊かさが素晴らしいなと思う。

と同時に。

現代に照らし合わせると「似たような技術が存在する」というところで、別のおもしろさを感じるのです。

 

例えば「三次元鉛筆」という発明品。

空間に線を書ける鉛筆ですが、3Dペンというものがもう世には存在しています。

 

その時に創造にすぎなかったものに、今は誰かが挑戦して、実現している…。

そんなところに、本そのものの内容だけではない、現代に生きているからこそ感じられる気持ちも詰まっている本です。

 

ご興味があったら是非お手に取ってみてください。

 

…さて、自分に翻った時、創造に挑戦しているかなー、自分。